70年代始めに日本語のロックのパイオニア「頭脳警察」としてデヴュー、その後もPANTA&HALやソロ・アーチストとしても数多くの重要作や問題作をシーンに送りだして来たパンタ。 同じく70年代始めに「はちみつぱい」としてデヴュー、解散後は「ムーンライダーズ」を結成、以降現役のロック・バンドとしは最長寿を誇りかつ常に先鋭的な作品を発表している鈴木慶一。この両者の邂逅のきかっけは日本のロックの最高傑作と呼ばれるパンタ&ハルの『マラッカ』を鈴木慶一がプロデュースをしたことで知られている。「P.K.O」はパンタと鈴木慶一が93年に結成したユニットでその後、何度かライヴを行っているが現在まできちんとした形で音源が発表されておらずファンの間では既に幻とされているプロジェクトである。本作は過去数回しか行われていないライヴから93年の川崎クラブチッタと94年新宿パワーステーションの公演から厳選された珠玉のライヴ(生)音源である。
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