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- 2012.02.22
- HYCA-6008
- ¥1,890 [with tax]
刺激的で個性的なアーティストが割拠する関西インディー界の隅で飄々としたサウンドを響かせ10年目、紅一点のメンバー脱退を経て2人体制となった24ページの4作目。クリエイティヴィティーの基盤である60’s〜70’sブリティッシュロック、90’sUSオルタナ、Lo-Fi、UKギターポップ、シューゲイザーのエッセンスを含む、憂いを帯びたサイケデリックなフォークロック・アルバム。淡い音響をたゆたうメロディーは、日常に潜むコミュニケーションの不和、戸惑い、憂鬱さなどを時に辛辣に、時にコミカルに描写した抒情的な日本語詞と繊細なボーカルと溶け合い、ノスタルジアを喚起させる。 美しいコーラスと明日への微かな希望を求める詞が秀逸、フォーキーな「それからあとは」。60’s英国サイケポップ・フレイヴァー「月曜日の輪郭」。夏の風景を幻想的に描く「summertime」。グラスゴー産ギターポップの空気を含む軽快な「あとがきにかえて」。ブルージーなワーキングクラス哀歌「スパナ13x17」など、彼らのルーツへの敬愛溢れる全9曲。 大阪、京都のメンバー各自の部屋で録音し、インターネットを利用したデータ交換を繰り返して完成させた制作手法も含め、宅録ファンは勿論コアな洋楽リスナー、関西インディーファン注目の一枚。
TRACKS
- 1.それからあとは / 2.取りあえずな今に / 3.月曜日の輪郭 / 4.僕はと言えば / 5.summertime / 6.あとがきにかえて / 7.スパナ13×17 / 8.夜に思う事 / 9.指おりかぞえ
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