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『Q.T』 / PORTABLE ROCK

JACKET: LHAC-7001
  • 2006.12.20
  • LHAC-7001
  • ¥2,500 [with tax]

日本のNWシーンが始まった80年頃、ハルメンズ(上野耕路、サエキけんぞう等が在籍)のプロデュースを行っていた鈴木慶一(ムーンライダーズ)がレコーディングに遊びに来ていた野宮真貴の才能を見い出しソロデビューを進言、81年「ピンクの心」でデビューした彼女のレコ発ライヴをきっかけに鈴木智文(8 1/2)と中原信雄(ヤプーズ、パール兄弟)の3人で結成したのがポータブル・ロックの始まり。その後、鈴木慶一が主宰する伝説の水族館レーベル(徳間ジャパン)のオムニバス盤「陽気な若き水族館員たち」に参加、その名前をコアなポップファン以外にも轟かす。この頃のドラムレスな彼等のライヴを観た小西康陽が「こんなことやってもいいんだ!」と影響を受けた逸話はあまりにも有名。
85年には同徳間ジャパンより1stアルバム「Q.T」でデビュー、野宮真貴のスウィートなヴォーカルとあまりに自然体でもよく聴くと超マニアックなプロダクションが同居したサウンドが大きな話題を呼ぶ。86年春にはコーセー化粧品のCM曲「春して、恋して、見つめて、キスして」がスマッシュ・ヒット、87年には2ndアルバム「DANCE VOLUNTEER」をリリース、88年以降は事実上の活動停止。野宮はその後3代目ピチカート・ファイヴのヴォーカリストとなり2001年の解散までの活躍はもはや説明不要だろう。
今年に入ってムーンライダーズ及びライヴハウスロフトの30周年を記念して4月にムーンライダーズやシネマと共に1日限りの再結成を果たし往年のファンを感涙させ新たなリスナーへの再評価も高まったのは記憶に新しい。

TRACKS

1.CINEMIC LOVE / 2.素足の恋人 / 3.アイドル / 4.Escape From Whisper / 5.B / 6.Tu Tu / 7.スパイがいっぱい Everybody is a spy / 8.Golem Polka / 9.Kiss The Fish / 10.夏の日々 / 11.春して、恋して、見つめて、キスして