![]() 吉田哲人 |
『The Summing Up 』 / 吉田哲人アイドル楽曲界の奇才、稀代のメロディメーカー吉田哲人が長い活動歴で幾度なくチャレンジし、そして頓挫してきた1stソロ・アルバムが遂に完成。2000年代初頭からレディメイド・エンタテインメントに所属し、小西康陽をはじめ、マニピュレーターとしてリリース作品に多数携わった後に独立、以降は私立恵比寿中学、チームしゃちほこ、Negicco、WHY@DOLL、WAY WAVE等、数多くのアイドルの楽曲提供やプロデュースを手掛け、アイドル界隈だけでなく多方面においても高い評価を得てきた吉田哲人。 |
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![]() 『The Summing Up 』吉田哲人
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![]() NACHO CASADO ナチョ・カサド |
『EL SONIDO VIBRANTE DE NACHO CASADO ナチョ・カサドの鮮やかなサウンドにようこそ!』 / NACHO CASADO ナチョ・カサドスペインのインディー・シーンから現れた驚きの才能! その多彩な音楽性が楽しめる日本独自のベスト盤が完成エレファント・レコードをはじめインディー・ポップ好きが密かに注目するスペインから、ミラクルなポップ・センスを持ったシンガー・ソングライターが登場。様々な音楽賞を受賞したアコースティック・デュオ、ラ・ファミリア・デル・アルボルのメンバーとしてデビューしたナチョ・カサド。2018年にソロに転じたカサドはポップ・センスに磨きをかけ、ヨーロッパをツアーをして喝采を浴びた。豊かな音楽知識を持つカサドの歌は、まるでポップス・マニアのレコード棚のようだ。ボサノヴァ・タッチの歌はジョアン・ジルベルトやカエターノ・ヴェローゾなどブラジル音楽からの影響を感じさせつつ、さらにカーティス・メイフィールド、ポール・マッカートニー、バート・バカラック、ニック・ドレイクなどカサドが愛する様々なアーティストの要素がブレンドされて、未来のマエストロのような風格さえ感じさせる。そんなカサドの歌の魅力を余すことなく伝える日本独自のベスト盤が『EL SONIDO VIBRANTE DE NACHO CASADO ナチョ・カサドの鮮やかなサウンドにようこそ!』だ。これまで発表された3枚のアルバムから、カサドがお気に入りの曲をセレクト。さらに書き下ろしの新曲が2曲収録されている。本作は日本のカルチャーをこよなく愛するカサドからの心がこもった贈り物だ。 |
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![]() 『EL SONIDO VIBRANTE DE NACHO CASADO ナチョ・カサドの鮮やかなサウンドにようこそ!』NACHO CASADO ナチョ・カサド
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![]() Joe McAlinden |
『Where The Clouds Go Swimming』 / Joe McAlindenスコットランド・シーンの愛すべきポップ・ソングライター、 ジョー・マカリンデンが帰ってきた!パステルズ、ボーイ・ヘアドレッサーズ~ティーンエイジ・ファンクラブ、BMXバンディッツ、ヴァセリンズ~ユージニアス......多彩なバンドが躍動し始 めた80年代~90年代のスコットランド。その中にあって、ポップ・ソングライター、アレンジャーとして突出した才能を発揮していたのがジョー・マカリ ンデンだ。1988年にグルーヴィー・リトル・ナンバーズとしてレーベル53rd & 3rdから発表した「Happy Like Yesterday」は今もスコティッシュ・ポップ ・シーンの歴史を彩る名曲の一つとして人気が高い。その後、その名もスーパースターを結成。1992年にアラン・マッギーに誘われてクリエイション・ レコードと契約し『Greatest Hits Vol.1』をリリース。また、ダグラス・スチュワート率いる不定形ユニットのBMXバンディッツの一員として代表曲「 Serious Drugs」を共作したり、ティーンエイジ・ファンクラブの『バンドワゴネスク』や『サーティーン』でストリングスやホーンのアレンジを担当するな ど、シーン随一のコンポーザー、アレンジャー、マルチ・アーティストとして活躍した。2012年にはソロ名義でアルバム『Bleached Highlights』をリリ ースした。2015年には『Rest And Be Thankful』を発表しその後もマイペースに活動。2020年にはクラシカルで重厚なインストゥルメンタル・アルバ ム『Edit』をリリース。2023年ニュー・アルバム『Bleached Highlights』の制作にとりかかることとなった。「自分のやることをシンプルにする必要があ るんじゃないかと思ったんだ。自分の機材を見て、何が必要で何が必要でないかを確認するべきだと思って、新しいオーディオ・プラグインも買って、 その使い方やキーボードやギターで音を出す方法などを学び始めた。そして、いつの間にか、これらの小さな音が、再び創作活動の意味を持ち始め ていた。違う書き方で、突然また創作しているような気分になったんだ」とジョー。実際、今作は初めて全ての楽器演奏を自ら担当し、時間をかけて完 成を目指して行ったという。スーパースターのアルバム『Palm Tree』(1998年)に入っていた「Sparkle」の再演も含め、作品としては少々翳りのある 楽曲が並ぶが、ジョーの持ち味である美しいメロディ、繊細で丹念なアレンジ、そしてあの優しげなソフト・ヴォーカルは健在だ。ティーンエイジ・ファ ンクラブのニュー・アルバムのリリースも控えているこの2023年後半、同じスコティッシュ・ポップ・シーンを支えてきたジョー・マカリンデンの復活を その耳で確認してほしい。 |
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![]() 『Where The Clouds Go Swimming』Joe McAlinden
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![]() CAROL |
『MORE THAN A GOOD-BYE』 / CAROLキャロル……それは歓びと希望を讃える名前 ニューヨークから新たな女性シンガー・ソングライター登場!本名キャロル・フラハーティー。アイリッシュ・トラッドとアメリカのアパラチアン・フォークとを合流させたような、清廉で美しいフォーク・ミュージックがこの2023年に凛として誕生した。それはまるで、当たり前のように流れる大河の源流を求めて歩き、山の中にある小さな湧水に辿り着いた時の感動や喜びにも似ている。実際に、本作で聴くことができるその澄んだ歌声は、サンディ・デニー、ジュディ・シル、ヴァシュティ・バニヤン、キャス・ブルーム、あるいはジョアンナ・ニューサム、エミリアナ・トリーニ、ジョセフィン・フォスター……といった、同じ女性シンガー・ソングライターでも、よりオーセンティックでフォーク・オリエンテッドな先達の遺伝子を感じ取ることができるだろう。今の時代、ここまで清潔感ある、伝統的なフォーク・ミュージックにアプローチする正統派も珍しいかもしれない。 |
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![]() 『MORE THAN A GOOD-BYE』CAROL
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![]() CHAINS |
『decades on』 / CHAINS京都系ムーブメントの古参90年代後半“くるり”や“キセル”のブレイクをきっかけに起こった京都系ムーブメント。その古参バンドとして注目され、ʼ03年日本コロムビア/トライアドからメジャーデビュー。今年バンド結成30周年を迎え、フルアルバムとしては20年振りとなる『decades on』を古巣ハヤブサランディングスから発売する。 |
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![]() 『decades on』CHAINS
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